「思っていたのと違う」
は絶対出さない!
面接ではいつしか悩み相談になることも…
誠実なコミュニケーション
で頼れる兄貴肌の人事担当

マンガを使ったランディングページ制作をはじめ、ホームページや動画などの制作を通じてWebマーケティング事業を行う「EF(エフ)」。2024年から人事部専属で人材関係を一手に引き受けているのが塩貝颯流さんです。求職者にとってEFの最初の顔となる塩貝さんも、長い転職活動を経てきたひとり。自らの経験、面接のポイント、仕事への取り組み、そしてEFの魅力などを、等身大の言葉で語ってもらいました。

10社以上の転職活動を経て見つけた納得の新天地

――EF入社までの経緯を教えてください。

新卒時には、営業職としてITベンチャー企業に入社。そこではホームページ制作の営業を担当していました。最初の1週間で初契約を取れて上々のスタートを切ったはずが、いまいち上を目指す意欲がわかず、徐々に成績が下降気味に。自分に合っていないのかなと思い、約1年で退職しました。

その後、コロナ禍だったこともあり、実家で暮らしながら働き、そこそこ稼いで自由な生活を楽しんでいました。ただ、いくら気楽とはいえ、誰とも話さない日々が続くことが辛かったんです。ちょうどその頃、新卒時代の会社の先輩である胸永から「EFで働かないか」と声をかけてもらいました。

実家で暮らしながら働いている間も、就職活動は続けていました。収入はあったので、納得できる会社をとことん探そうと思い、受けた会社は10社以上。知見のあるIT分野で、固くない今風の社風のベンチャー企業に応募していたのですが、どこもピンとこなかったんです。

そんな中、代表の山田は、人柄の誠実さやスピード感を持って会社を大きくしていこうとする姿勢が、他社とは全く違いました。実は、山田と営業統括の岩元の辣腕ぶりは、業界内の噂で聞き知っていたので、そのふたりの会社なら絶対大きくなると直感したんです。

面接の前日に、山田から「明日、楽しみにしています」と直接電話をもらったのも印象的でした。「この人はすごいな」とぐっと心を掴まれましたね。もともと「何をするか」より「どこで働くか」を重視していたので、EFでなら頑張れそうだと思い、2021年10月に入社を決めました。

本音の面接はいつしかお悩み相談になることも

――EFでは営業ではなく、管理部門の一員としてキャリアを積んでこられました。具体的にはどのようなお仕事なのでしょうか?

営業以外のすべての仕事を担当しています。信販会社とのやり取りや顧客情報の入力、請求書・納品書の作成、備品の発注や契約書の印刷など、ほかにも漫画コンテンツの構成を考えたり、社外のクリエイターの方々とやりとりをしたりすることも仕事のうちです。

会社全体の業務理解が必要なので、覚えることが膨大で大変でした。しかし、自分がきちんと業務を遂行しないと会社が回らないという責任感に突き動かされ、管理部統括の胸永に必死に食らいついていきました。

やるかやらないかなら「やる」、できないのなら「どうやったらできるか考える」という姿勢です。私はもともと、やや大雑把な性格なものですから、その点では苦労しましたが、分からないことをひたすら調べて正解を探しに行く作業は好きなので、根気強く続けられました。2023年末までは管理部門で働き、2024年からは部門内の人事業務に専念しています。

――1日のスケジュールを教えてください。

朝9時に出勤して、メールチェックをしつつ、営業担当の歩合計算やランキングの作成を始めます。その後は面接に入ります。多い日は1日中ずっと面接をしていますね。空いた時間に広告原稿のチェックや資料作成、メールの返信などを行うのですが、採用の繁忙期になると、日中は自分だけの業務に割く時間がないので、定時間際に集中して事務作業を片づけることがほとんどです。

―― 管理部で人事担当として働く中で、やりがいを感じるのはどんなときですか。

やはり、私が面接した人が「入社します」と言ってくれたときは嬉しいですよね。営業が契約を取ったときのような感覚ではないでしょうか。さらに、自分が採用に携わった人が、入社後ばりばり活躍してくれたらもう最高です。

実際、人事の仕事は初めてなので、ノウハウを手探りで模索しながらやっているのが正直なところです。私が「良い人材だからぜひ来てほしい」と思った人ほど、他社もそう思っていることが多いんですよね。競り負けたらそれは、私がEFの魅力を伝えきれなかったということ。そんなときは、自分の営業力不足がもどかしく、悔しいです。

―― 人事として面接を行う上で、どのような点に気をつけていますか。

「嘘をつかない」「話を盛らない」ことを何より大切にしています。EFの魅力をたくさん伝えて、いい人材に来てほしい気持ちは山々なのですが、入社してから「言っていたことと違う」とギャップを感じると、お互い悲しいですから、すべてリアルに等身大に伝えます。私が転職活動をしていた中で、面接時に突っ込んで質問すると、求人票に書いてあることと実際の労働環境が違うことは多々ありました。私は求職者の方々にとって、EFの最初の「顔」です。ご縁がある人にもない人にも、EFは誠実ないい会社であると感じてほしいんです。

求職者の方が質問しやすい雰囲気作りを心がけているせいか、面接のはずがいつの間にか悩み相談になっていることも多々あります(笑)。例えば「転職回数が多いのは悪印象でしょうか」と悩みを打ち明けられ、「今までの経験をもとに、どうなりたいのかビジョンをはっきりもっていれば大丈夫」と伝えた例などがあります。社会人の先輩として、EFの人事という立場を抜きにして、本音のアドバイスをすることも大事にしていますね。

また、EFが求める人物像はしっかり伝えます。EFに合う人は、自分のペースで働くよりワクワク「生き急ぐ」ほうがいい人、なりたい姿を早期達成するために本気で頑張れる人です。稼ぎたい、独立したいなど、夢がある人はそういった点で強いです。

仕事にトライアンドエラーはつきもの。ひたむきさが大事

―― EFの魅力はどんなところにあると思いますか。

人間関係の風通しがよく、人情にあつい人が多い点でしょうか。先輩や上司が後輩の営業練習に付き合う光景などはよく見られます。仕事熱心でありながら面倒見のいい人が多いので、その点は安心してもらえると思います。

あとはベンチャーならではのスピード感や「ネオ体育会系」の活気も魅力ですね。社内の雰囲気が分かるよう「朝礼社長」と題して、動画をTikTokで発信しています。その動画を見て面接に来てくれる人がいると、興味関心の高さを感じて嬉しくなります。

―― 最後に、管理部や人事として働くことを志望する方に、メッセージをお願いします。

管理部は、営業職をはじめとする全社員が働きやすい環境を作ることが大切です。特に、営業職が取ってきた契約がどれだけ大切かをしっかり理解していれば、「万が一にもバックオフィスのミスで契約が消えることがないように」と、ミスのない仕事ができるのではないかと思います。

あとEFのようなスタートアップでは、毎日が前例のないことばかり。分からないことだらけでもそれが仕事ですから、簡単に諦めずにトライアンドエラーを繰り返して考え抜くひたむきさがあるといいですね。

会社が成長する中で、自分も成長でき、夢を叶えられるのがEFです。興味がある方は、ぜひ面接でお会いしましょう!


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