マンガを使ったランディングページ制作をはじめ、Webマーケティング事業を展開する「EF(エフ)」。
前回の「社長おすすめの本」では、山田社長がこれまでの仕事観に大きな影響を与えた数冊を紹介し、多くの反響をいただきました。
そして今回の Part2 では、あえて“1冊だけ”にフォーカス。
「今のEFにとって、一番必要な学びはどれか」
その問いに社長自身が向き合い、数ある愛読書の中から“どうしても伝えたい一冊”を選んでいただきました。
なぜこの本なのか。
どんな場面で支えになったのか。
そして、どのように経営や判断に影響を与えているのか──。
普段は語られない社長の思考や価値観が垣間見える、特別インタビュー。
ぜひご覧ください!📚✨
ー今日は『ユダヤ人大富豪の教え』についてお話を伺います。
まず、この本はどんな本なんでしょうか?
山田:はい、この本はユダヤ人の成功哲学と教育法を物語形式で学べる本です。
ユダヤ人って人口はわずか0.2%しかいないんですけど、世界の財産やノーベル賞受賞者、GoogleやFacebookの創業者など、驚くほど多くの成功者を輩出しているんですね。
その背景には、歴史的に迫害されてきた経験から、「奪われない財産=知恵」を重視する文化があるんです。
ー具体的にはどんな教育法が紹介されているんですか?
山田:ユダヤ式教育には、特に3つのルールがあります。
まず一つ目は、「叱らず安全に失敗させる」ということ。
失敗そのものを責めるのではなく、全力で取り組んだ姿勢を評価するんです。
例えば、子どもがレストランで飲み物をこぼしても、親は叱らず「どうしたらいいと思う?」と考えさせられます。
自分で考えて行動できたら褒める。
こうして失敗から学ぶ力を育てるんですね。
二つ目は、「答えを与えず、自分で選ばせる」ことです。
正解を押し付けるのではなく、調べて考えさせる。
アリとキリギリスの話のように、どちらが正しいかではなく、「どちらも幸せになれる方法はないか」と視点を広げさせます。
これにより、思考力と主体性が育つんです。
三つ目は、「信じて挑戦させる」こと。
任せるときは「失敗しても責任は自分が取る」と信じ切る。
人は期待された通りに成長するので、この信頼が挑戦の力になるんですね。
ーなるほど、これは経営者にも参考になりますね。
山田:そうですね。
ユダヤ人の考え方は、単にお金の稼ぎ方ではなく、「知恵や能力を中心に置くことで奪われない資産を築く」という哲学です。
自分や社員の能力を最大限に引き出すヒントがたくさん詰まっていますし、人材育成や組織づくりに直結する考え方です。

↑真剣に読んでるように見えて読んでない写真、、(笑)
撮っている側からしたら結構ツボでした。(笑)
ユーモアたっぷりの社長です☆彡
ー数ある愛読書の中から、今回この本を選んだ決め手は何でしたか?
山田:マネジメント能力を上げたいと思ったからです。
うちの会社だけじゃなく、経営者層や中間管理職、一般社員も含め、マネジメントの意識をもっと高める必要があると感じています。
正直、『マネジメント』って言葉自体はあまり好きじゃないんです。
人を操るとかコントロールするといったニュアンスに聞こえることもある。
でも僕にとってのマネジメントは“信頼関係”だと思っています。
例えば、好きじゃない人から「これやって」と言われてもモチベーションは上がらない。
でも、尊敬している人や大好きな人から「ちょっと困ってるから手伝ってくれない?」と言われたら、自然に動けますよね。
つまり、自分が相手にどう思われているかが最も重要で、人間関係が良好な状態こそが良いマネジメント状態だと思うんです。
この本には、自分の強みや弱みを相手に理解してもらった上で、どう信頼関係を作り、部下や仲間と協力していくかの方法が書かれていて、それが決め手でした。
ー読んでいて一番心に残った部分、印象に残った言葉はどこですか?
山田:“お金や命は奪われるけど、頭の中の知恵だけは誰にも奪われない”という言葉が印象に残りました。
お金は分け合うと減るけど、知恵は分けても減らない。
それを読んで、知恵を伝えることの大切さを再認識しました。
僕は基本、答えを教えがちだったんです。
時短になるし、一言教えてあげた方が楽だから。
でも、この本を読んで、答えを自分で導き出せる力をつけることが結果的に時短にもなるし、自立につながると気づきました。
目の前の課題にすぐ飛びつくのではなく、立ち止まって最適な方法を考える力を養うことも大事だなと。
ーこの本を読んだことで、社長ご自身の考え方や行動にどんな変化がありましたか?
山田:以前は、とにかく結果を早く出すことばかり考えていました。
でも、この本を読んでからは、『答えを教えるだけじゃなく、自分で考えさせる』という考え方に変わりました。
社員や子供にも同じで、答えを教えるのではなく、どう考えたら導けるかを一緒に考えるようになりました。
例えば、合宿でのチーム活動でも、ルールは示すけどやり方は自由に任せる。
それぞれが工夫して成果を出す様子を見て、結果だけでなくプロセスや思考の成長を大事にするようになりました。
ー経営や組織づくりにおいて、この本から特に影響を受けた部分はどこですか?
山田:営業職の評価や組織のあり方に影響を受けました。
営業ができる人=マネジメントができる人ではないのに、数字だけで役職が上がるのは間違っていると感じたんです。
だから、営業に特化したスペシャリスト制度や、マネジメントに特化した制度を作ろうと考えています。
社員が自分の強みを伸ばせる環境を整え、向き不向きを見極めながら成長できる組織にしていきたいですね。
ーEFの現状や未来を考えるうえで、この本が“今”必要だと思う理由は何ですか?
山田:社員の入れ替わりが激しい中で、根本的に必要なのは『しんどくても諦めずにやり続ける力』です。
営業という仕事は形がなく、数字に追われる仕事で、簡単に成果は出ません。
すぐ諦めてしまう人が多い。
でも、この本を読むことで、自分の考え方や行動を見直し、粘り強さや考える力の大切さを学べます。
今のEFにとって、社員が長期的に力をつけ、組織として成長していくために必要な本だと思います。
ー社員・営業マンにこの本をすすめたい理由を教えてください。
山田:価値観の押し付けをやめ、相手を理解することの大切さを学んでほしいからです。
社員一人ひとりが自分にとっての正解を持っていて、それを理解してサポートするのが上司や教育者の役割。
自分の価値観を押し付けるのではなく、相手に合わせた接し方や考え方を学ぶことが、この本を通して得られます。
特に教育やマネジメントに関わる人には読んでほしいですね。
ーこの本は、どんなタイプの人・どんな場面にいる人に特に刺さると思いますか?
山田:中間管理職やマネジメントを担う人はもちろん、子育て中の親にも刺さると思います。
教える立場の人ほど、自分の価値観が正解だと思いがちですが、実際は相手の正解を理解することが大事。
この本はその気づきを与えてくれます。
今回のインタビューでは、社長にマネジメントや組織づくり、そして自らの経験や考え方についてじっくり伺うことができました。
話の中で共通して感じられたのは、「自分の弱さや課題を認めつつ、誠実に向き合う姿勢」と「社員や周囲への信頼・思いやりを大切にする心」でした。
特に印象的だったのは、社長自身が自らの経験から得た“知恵”を社員に伝える方法や、答えを教えるのではなく自分で考え導き出せる力を育てようとする姿勢です。
こうした考え方が、組織全体の成長や社員一人ひとりの成長につながっていることがよく伝わってきました。
また、マネジメントや教育の考え方だけでなく、日本人としての可能性や努力の価値についての考え方も示され、努力と挑戦の重要性を改めて実感させられる内容でした。
社長の言葉からは、日々の積み重ねと試行錯誤の先に、組織や個人の成果がしっかりと形になる理由が自然と伝わってきました。
そんなEFには、役職や経験にとらわれず、「成長したい」「もっとできるようになりたい」という想いにしっかり応えてくれる環境があります。仲間と支え合いながら、一人ひとりが自分らしい成果を掴み取れる職場です。
もし今、「もっと力をつけたい」「やりがいのある環境で頑張りたい」と思っているなら、
ぜひ私たちと一緒に、新しい一歩を踏み出してみませんか?
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