「過去の経験は、必ず
活きる」これまでの経験
を営業力に変える
サブマネージャーの足跡

マンガを使ったランディングページ制作をはじめ、ホームページや動画などの制作を通じてWebマーケティング事業を行う「EF(エフ)」。サブマネージャーとして活躍している古川康伸さんは、さまざまな業種を経験してきました。営業職に向いているのかと悩んだ日々もあったそう。そんな古川さんに、キャリアチェンジの捉え方や、営業職として開花できたEFの環境の魅力など、じっくりと本音で語ってもらいました。

自分が咲ける場所を探し紆余曲折があった20代

――古川さんは大学を中退後、さまざまな職種を経験されたそうですね。

学生時代からアルバイトをしていた居酒屋に正社員として入社し、接客業務に携わっていました。にぎやかな居酒屋での仕事は楽しかったのですが、一方で幼い頃から憧れていた「スーツを着た社会人になりたい」という思いも強くなっていきました。

そんななか、営業職に興味をもったこともあり、20代後半の頃、当時あるスマートフォンを独占的に扱っていた携帯会社の法人営業部門に転職しました。ブランド力のあるスマートフォンということもあり、営業成績は順調。居酒屋とはまた違う、ビジネスパーソンとしての振る舞いを身につけることができました。

――その後、起業のご計画があったとか。

友人と一緒に起業する計画があり、携帯会社を退職して準備したのですが、諸事情から計画は白紙に。ちょうどその頃、学生時代からの知り合いでもあるバーのオーナーから声がかかったので、再び飲食業界で働くことになったんです。飲食業界といえども、今度はバー。ある程度の格式も必要です。営業で身につけたビジネスマナーを活かしつつ、接客スキルを磨きました。

――そこから再び営業職へ転職されるのですね。

自分のキャリアを改めて見つめ直し、営業職へ復帰しようと心を決めました。Webマーケティングの会社に入社したのですが、携帯会社のときとは違う難しさを痛感しました。スマートフォンは有形で、必要性を感じているお客様が多いのに対し、ホームページ制作は無形で、導入した後の未来をイメージしてもらえるようなトークが必須。この違いは大きかったです。

結局、芽が出きらない感覚のまま退職することに。果たして営業職は自分に合っているのかと、かなり悩みました。携帯会社やバーでの経験を通して、人と接することの大切さや、信頼関係の構築の重要性は学んでいました。それを営業という形で活かす道を必死で模索していたんです。

EFで営業力が開花、サブマネージャーとして奮闘

――その後、EFに入社されます。どのような経緯があったのでしょう。

以前の職場の上司でもあるEF代表の山田に「うちで営業をやらないか」と声をかけてもらったことがきっかけです。山田の実力や人柄、すべてに信頼をおいていたこともあり、入社を即決しました。

おかげさまで、現在はEFの営業職として4年目を迎えることができています。役職はサブマネージャー。約4名のチームを率い、メンバーの育成や目標達成に向けて日々奮闘しています。

――EFへの入社時は営業職への適性に悩んでいた時期。不安はありませんでしたか。

正直、不安しかありませんでした。実は4年たった今も不安はつきまとっていますが、不安の種類は変わったかなと思います。実力や経験値は確実についている実感はあるのですが、営業という仕事の奥深さを見るにつけ、「常に次の一手を考え続けなければ安心はできないなと思っている」というのが正確なところです。

「実力がついた」と自信をもって言えるのは、山田の手厚い指導のおかげです。私は「ぬるい環境では、ぬるま湯につかってしまうタイプ」なんですが、山田はそれを見抜いていて、結果が出たら褒めつつも、適度に厳しく指導してくれました。また、達成可能な目標を立て、それを着実にクリアしていく実戦方法も奏功し、小さな成功体験を積み重ねることで、自信を持って営業に取り組めるようになりました。

――EFに入社して収入面での変化はありましたか。

営業成績が安定するに伴い、いい収入を得られるようになり、金銭的にも精神的にも余裕が生まれました。

以前は、自分へのご褒美といっても、おいしいものを食べに行く程度でしたが、今では念願のブランド時計などを購入したり、両親を旅行に連れて行ったりできるようになりました。自分のことで精いっぱいだった私が、周囲に気配りや恩返しができるようになり、また両親にも「いい会社に入れてよかったね」と言ってもらえて、ほっとしています。仕事の頑張りがこのような形で報われるのは嬉しいです。

キャリアチェンジを考える後輩へ…「過去の経験は必ず活きる」

――今後のキャリアプランはどのように考えていますか。

EFで新しい事業やプロジェクトを任せてもらえる人材になるのが目標です。そして将来的には、会社の経営に携わる一角となれたらと考えています。理想とする人物像は、間違いなく代表の山田です。学んだことを活かして、会社の発展に貢献できるよう、日々精進を重ねていきたいと思います。

――キャリアチェンジを考えている後輩へのアドバイスをお願いします。

キャリアチェンジを考えている方や、EFでなくてもこれから営業の道を目指す後輩の皆さんには、これまでの経験は必ず新しい仕事に活きてくるので、前向きに捉えることが大切だと伝えたいです。

とはいえ、私自身、EFへの転職を決意した時は不安でいっぱいでした。今までの経験が活かせるのか、本当に営業職が務まるのか、悩みに悩みました。しかし、いざ飛び込んでみると、それまでの経験が思わぬところで活きる場面が多々あったんです。

例えば、飲食店での接客経験は、お客様との信頼関係を築く上で大きな助けになりましたし、携帯会社での法人営業の経験は、ビジネス上のコミュニケーションスキルの向上に役立ちました。接客業で培った人との関わり方、携帯会社で学んだビジネスマナーなど、一見すると営業と関係なさそうな経験も、どれも私の財産だと実感しました。

もし過去の経験が無駄だと感じるとしたら、それはただ「活かせていないだけ」です。経験も人脈も、必ずどこかでつながってくる。だからこそ、どんな仕事でも全力で取り組むことが大切だと思います。

キャリアチェンジは勇気のいる決断ですが、これまでの経験は新しい道を切り拓く力になります。これは紆余曲折してきた私が断言します。EFで一緒に働くことができれば、そのあたりもぜひじっくり話したいですね。新しい仲間と切磋琢磨できる日を心から待っています。


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